保護者の声

下の子も一緒に家族ぐるみで活動を楽しんでいます。
保護者の手伝いは「できる人ができることを」というポリシーなので、フルタイムで働いていますが負担には感じません。
ビーバー隊の活動は、とにかく楽しい!子供は毎回、学校とは違う上下の世代の友達と野山を走り回ったり、製作したり、体験したり・・。
でも、楽しいだけじゃないんです。楽しい活動の中に、自然を大切にする心とか、仲間と協力することとか、自分のことは自分ですることとか、この世代が学ぶべきことがしっかり組み込まれていて、こうした活動の積み重ねが自分で考えて行動するお兄さんスカウトにつながっていくのだと感じます。
ビーバー隊からカブ隊に上進して半年。この間の変化には、大きなものがありました。
カブ隊では、5年生の組長を中心に各組に分かれて活動に参加します。集会は組員同士の電話連絡(初めてのやり取りの初々しさ!!)に始まり、指導者のきめ細かなご配慮のもと、何事も自主性を重んじて・・大人は常に「待つ」姿勢です。
活動に参加すると、普段いかに無用の口出しが多いかと反省させられます。
組ごとに課題に対する取り組みを競い合うことで、組員の結束も強まり、見事な成果に成長を感じます。 「自分のことを自分でする」ことと、「たがいに助け合う」こと。仲間や集団のなかで、自分がいかに行動するか、という基礎をしっかり学んでいるんだな、と有り難く思っています。


スカウト活動の目標は、「よき社会人の育成」。
最近は、何事も早期教育で、何となく追い立てられるように感じ、新米ママとして幼稚園生のわが子をどう育てていけばよいのやら・・、と少々焦りを感じていた私にとって、この目標は立ち止まって考えさせてくれるものでした。
個人の特化した能力を育てる場は多くあっても、仲間と関わりながら人としての総合的な力を育むことのできる場所は、それほど多くないのではないでしょうか。そして、「よき社会人」であることほど、シンプルながらも健やかな幸せに結びつくことはないのではないかと改めて感じています。
自然の中で外遊びをしてほしいという軽い気持ちでビーバー隊から入隊し、現在ボーイ隊まで続いています。
活動は毎回楽しく参加していましたが、気が付くとそれぞれの年代で丁度良い課題、しつけが出来ており、子供の成長を促してくれていることが感じられます。
時には失敗することを見守って頂き、身をもって体験をします。ボーイ隊になると雨の中テントを立てたり、料理を失敗したりと見ている大人がハラハラするような大変な体験をしますが、そのことで逞しくなっていることを感じます。現代の子供にはなかなか出来なくなっていることではないかと思います。
また、親だけでは気が付かない子供のよいところを褒めて下さったり、時には厳しく注意されたり、指導者だけでなく育成会団委員、保護者の皆様、いろんな方が温かく見守って下さっています。自分も他のお子さんの成長を喜ぶことが出来、とても楽しいと思います。


大学生のローバー世代の息子がひとりいます。大勢の子ども達の中でもまれながら成長する機会を持ちたいと幼稚園の年少の時に入団しました。
自分自身が子どもの頃憧れていたボーイスカウトの活動は、ただ自然の中で遊んでいるだけではなく、とても良く出来た教育プログラムで活動されており深く共感しました。
ボーイスカウトとは「自ら率先して幸福な人生を切り開き、社会の発展の先頭に立とうとする少年」という意味を持っています。
息子は、スカウト活動中に出会った職業に憧れを持ち、高校1年のときに進路を決めそれに向って学んでいます。
様々な場面で自ら考え判断し行動に移す。これは、ボーイスカウト活動を行っていて身についたものだと思います。
息子が成長する中で、大切なことを教えてくれたこの活動に感謝しています。
息子が幼稚園に入る少し前に 葉山町に引っ越しをしてきました。自分が横須賀の山の中で育った記憶からか?緑を見ると気持ちが落ち着きました。
私の場合は、兄弟姉妹3人がボーイスカウトに加わり 母自身がそうやって楽しそうに子育てをしていた姿が 私の記憶にはいつもありました。自分の子供は入団させようと生まれる前から決めていましたね。ボーイスカウトを通じ母は いろんな子育ての道しるべを決めていたのだなと 私も今ならわかります。
他人に厳しく育てられ成長できる。社会に貢献することも身につけ 大人になった兄たち。東京での個室での孤独子育てからは想像すらできない子育て環境がボーイスカウトに入り、より拡がっていきました。
森で過ごす、海の掃除をする、そんないろんな体験や 兄たちからの“ボーイスカウト連鎖”が いつしか息子たちにも引き起こるのではないかな?と 今から楽しみです。



